龍灯
りゅうとう

 日本各地に伝わる、龍神の棲んでいるとされる海や川などの淵から出る火。
 毎月16日の夜、丹後国(京都府)の与謝郡天橋立では、龍灯が北東の沖から出てきて、文珠堂のあたりに浮かぶそうです。文珠堂の前に生えている松の木は、龍灯の松と呼ばれています。
 また、毎年12月晦日の丑の刻には、周防国(山口県)の上庄熊野権現にも出ると云われています。龍ヶ口という山でも、矢が飛ぶかのように神火が飛来すると云われ、里人は年越しの際にそれを拝むそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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