遣ろか水
やろかみず

 岐阜県、愛知県に伝わる怪異。
 昔、長く降り続いた雨で木曾川の堤防が決壊しそうになった際、川の淵や上流のほうから「やろか、やろか」と言う何者かの声が聞こえました。村人が「いこさばいこせ」と返事をすると、川の水が増えて堤防が壊れ、洪水になってしまいました。
 1687年1月26日や1873年に犬山町で起きた洪水の際にも、「やろか、やろか」と声がしたそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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