茂林寺釜
もりんじのかま


『今昔百鬼拾遺』霧 「茂林寺釜」
鳥山石燕
【江戸時代】

 群馬県館林市の茂林寺に伝わる、不思議な茶釜。
 が守鶴という僧に化けて使っていた茶釜だそうで、いくら使っても湯がなくならなかったと云われています。
 鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』(1781)にも描かれ、「上州茂林寺にあり 守霍といへる僧と化して寺に居る事七代守霍つねに茶をたしなみて茶をわかせばたぎる事六 七日にしてやまず 人のその釜を名づけて分福と云 蓋文武火のあやまり也 文火とは縵火也 武火とは活火也」 と記されています。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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