ポウアカイ
Pouakai

 ニュージーランドのマオリ族に伝わる妖怪。
 鉤爪で獲物の人間を捕まえる巨大な鳥。あるとき、ハウ・オ・タウェラという英雄が村を訪れ、「ポウアカイを退治してやる」と宣言。彼は村人たちに若木で縄を作らせ、その縄で網を作りました。網を地上から18メートルほどの木々のところに張ると、ハウ・オ・タウェラは「私が囮になって近辺を歩くから、皆は槍を持って網の近くの藪の中に隠れていなさい」と言いました。するとその直後、ポウアカイが羽音をたてながら姿を現し、鳴き声をあげてハウ・オ・タウェラに向かって降りてきます。ハウ・オ・タウェラは捕まりそうになった瞬間に網の下に潜りました。するとポウアカイも後を追って網の下に潜ってきたので、村人たちはポウアカイに網をかけて、槍で突き刺して退治しました。

 


参考文献
本世界の怪物・神獣事典』 キャロル・ローズ、松村一男 監訳 (原書房)


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