歯黒べったり
はぐろべったり


『絵本百物語』三 「歯黒べったり」
桃山人・文、竹原春泉・画
【江戸時代】

 『絵本百物語』(1841)に描かれている妖怪。
 目や鼻がなく、口だけがあるという相貌で、歯にはお歯黒が塗られています。
 挿絵には「或人古き社の前を通りしにうつらかなる女の伏拝み居たれば戯れ云て過んとせしに彼女の振むきたる顔を見れば目鼻なく口斗り大きくてげらげらと笑ひしかほ二目と見るべきやうもなし」 と記されています。

 


参考文献
本竹原春泉 絵本百物語―桃山人夜話―』 多田克己 編、京極夏彦 ほか文 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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