琵琶牧々
びわぼくぼく


『画図百器徒然袋』中 「琵琶牧々」
鳥山石燕
【江戸時代】

 鳥山石燕の『画図百器徒然袋』(1784)に描かれている琵琶の妖怪。
 「玄上牧馬と言へる琵琶はいにしへの名器にしてふしぎたびたびありければそのぼく馬のびはの転にしてぼくぼくと言ふにやと夢のうちにおもひぬ」 と記されています。
 玄上と牧馬は宮中秘蔵の琵琶の名器です。玄上については、内裏が火事で焼失した際、勝手に飛び出したとか、が盗んで朱雀門の上から吊るしたといった話が『禁秘抄』にあります。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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