野宿火
のじゅくび


『絵本百物語』一 「野宿火」
桃山人・文、竹原春泉・画
【江戸時代】

 竹原春泉の『絵本百物語』に描かれている火の妖怪。
 田舎道、街道、山の中など、どこにでも現われて、人がいないのに燃え上がっては消えて、消えてはまた燃え上がるのだそうです。
 挿絵には「きつね火にもあらず草原火にてもなく春は桜がり秋は紅葉がりせしあとに火もえあがり人のおほくさわぎうた唱ふ声のするは野宿の火といふものならん」 と記されています。

 


参考文献
本竹原春泉 絵本百物語―桃山人夜話―』 多田克己 編、京極夏彦 ほか文 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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