猫又
ねこまた


『画図百鬼夜行』陰 「猫また」
鳥山石燕
【江戸時代】

『百怪図巻』 「猫また」
佐脇嵩之
【江戸時代】

 日本各地に伝わる猫の妖怪。猫股とも表記します。
 年老いた猫は尾が二又に分かれるのだそうです。藤原定家の『名月記』天福元年(1233年)8月2日の条には、一晩で七、八人の人間を襲って食べた猫股について記されています。また、『曾呂利物語』や『宿直草』にも、人に変化する猫股に関する記載があります。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本妖怪図巻』 京極夏彦 文、多田克己 編・解説 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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