天狗礫
てんぐつぶて


『今昔百鬼拾遺』雲 「天狗礫」
鳥山石燕
【江戸時代】

 栃木県、東京都、石川県、大阪府、大分県に伝わる、天狗による怪異。
 山の中で、突然砂や石が飛んでくるというもの。
 鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』(1781)にも描かれ、「凡深山幽谷の中にて一陣の魔風おこり山鳴谷こたへて大石をとばす事あり 是を天狗礫と云 左伝に見えたる宋におつる七つの石もうたがふらくは是ならんかし」 と記されています。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)
本 『全国妖怪事典』 千葉幹夫 編 (小学館ライブラリー)


もののけが集うホームページ

inserted by FC2 system