スウリカンコ

 青森県に伝わる火の妖怪。
 雨の降るときに、明るくなったり消えたりしながら飛びます。
 昔、汐入村にカン子という名前の美しい女がいました。たくさんの男性たちがカン子に求婚しましたが、カン子は他の男性に思いを寄せていたので、それらの求婚を全部断りました。断られた男性たちは不服に思い、新井田川でカン子を生き埋めにしました。それからというもの、カン子が埋められた場所から怪火が現われるようになったそうです。
 その後、磐城セメントの工場がカン子の埋められた場所に建設された際、カン子のために宮が建てられました。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


もののけが集うホームページ

inserted by FC2 system