女郎蜘蛛
じょろうぐも


『画図百鬼夜行』陽 「絡新婦」
鳥山石燕
【江戸時代】

 各地に伝わる蜘蛛の妖怪。絡新婦とも書きます。
 浄蓮の滝(静岡県)に女郎蜘蛛が棲んでいました。あるとき、男性が滝の側で休憩していると、足にたくさんの糸が絡まっていることに気がつきました。彼は足から糸を外して、近くにあった木の株に結び付けました。すると木の株は滝の方へと引っ張られて、ついには滝つぼへと落ちていきました。女郎蜘蛛が男性を滝の中へ引きづり込むために、彼の足に糸を絡めていたのです。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


もののけが集うホームページ

inserted by FC2 system