黒坊主
くろぼうず

 日本各地に伝わる、坊主姿の黒い妖怪。
 和歌山県や三重県では、近づくと巨大化していく妖怪だとされています。
 また、東京の神田福田町にある大工の家に黒坊主が出た話が『郵便報知新聞錦絵』663号にあります。夜12時になると、寝床に黒くて生臭い坊主が現われて、女房の口や頬を舐りまわしました。女房が親類の家で寝泊りするようになってからは、坊主も出なくなったそうです。
 これら以外にも、海坊主大入道のことを黒坊主という名前で呼ぶ伝承があるそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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