海月の火の玉
くらげのひのたま

 『三州奇談』に記載されている火の妖怪。
 元文年間(1736〜1741年)のこと。加賀国(今の石川県)の侍・小原長八が、夜に全昌寺の裏を歩いていると、赤い火が生ぬるい風とともに出現。小原が斬りつけると、火は2つに分かれて顔にヒタリとくっつきました。どうにか火を払った小原は、後で老人にその体験を話すと、老人は「風に乗った海月がさまよっていたのだろう」と言ったそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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