子育て幽霊
こそだてゆうれい

 日本各地の昔話などで伝えられている幽霊。
 昔ある飴屋に、毎晩のように飴を買いに来る女がいました。飴屋の店主は不思議に思い、女を尾行してみると、女は墓場へ行って姿を消しました。すると、墓の下から赤子の声が聞こえてきたので、店主が墓を掘ってみると、墓の下からは女の死体と元気な赤子が出てきました。女は子供のために、三途の川の渡し賃で毎晩飴を買っていたのだそうです。
 以上が各地に伝わる話の基本形で、後に赤子が成長して高僧になるというものが多いようです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


もののけが集うホームページ

inserted by FC2 system