きつね


『絵本百物語』四 「野狐」
桃山人・文、竹原春泉・画
【江戸時代】

『百怪図巻』 「野狐」
佐脇嵩之
【江戸時代】

 人を化かすとされる動物の一種。
 日本各地の昔話などに多く登場します。

 様々な怪異をなすと考えれられており、『絵本百物語』(1841)の野狐の挿絵にも「きつねの挑燈の火をとり蝋燭を食ふこと 今もままある事になん」 と記されています。

 

日本各地に伝わる狐
名前 地域
小豆洗い狐(アズキアライギツネ) 岡山県
アマゴ 山形県
稲荷狐(イナリギツネ) 岡山県
イワレクツゥシチロンヌップ 北海道
姥狐(ウバギツネ) 静岡県
お梅(オウメ) 愛知県
おいで狐(オイデギツネ) 宮城県
オコン狐(オコンギツネ) 愛媛県
お先狐(オサキギツネ) 茨城県
おさん狐(オサンギツネ) 西日本
オジョロ狐(オジョロギツネ) 愛知県
オジョンコ 山形県
尾白(オシロ) 愛知県
オシン狐(オシンギツネ) 広島県
乙姫狐(オトヒメギツネ) 新潟県
おとら狐(オトラギツネ) 愛知県
オトン女郎(オトンジョロウ) 鳥取県
オハン狐(オハンギツネ) 広島県
かなえご狐(カナエゴギツネ) 岡山県
かんぱら狐(カンパラキツネ) 岡山県
キスケ 岡山県
九尾の狐(キュウビノキツネ) 栃木県
経蔵坊狐(キョウゾウボウギツネ) 鳥取県
金平狐(キンペイギツネ) 熊本県
葛の葉(クズノハ) 大阪府
玄狐(クロキツネ) 北海道
ケサゴ 山形県
ケツキツネ 広島県
源五郎狐(ゲンゴロウギツネ) 奈良県
玄藩丞狐(ゲンバノジョウギツネ) 長野県
小左衛門狐(コザエモンギツネ) 滋賀県
児島狐(コジマギツネ) 岡山県
五郎右衛門狐(ゴロウエモンギツネ) 静岡県
こんこん坊主(コンコンボウズ) 長野県
サヨコ 岩手県
三子狐(サンコギツネ) 岩手県
篠崎狐(シノザキギツネ) 東京都
数珠掛(ジュズカケ) 青森県
ジョードギツネ 秋田県
しょろしょろ狐(ショロョロギツネ) 鳥取県
白狐(シロギツネ) 岡山県
新左衛門狐(シンザエモンギツネ) 長野県
新八狐(シンパチギツネ) 島根県
砂撒き狐(スナマキキツネ) 青森県
蛻庵狐(ゼイアンキツネ) 長野県
善覚荷利狐(ゼンカクイナリギツネ) 岡山県
洗濯狐(センタクギツネ) 静岡県
仙墓(センハカ) 岡山県
太鼓狐(タイコキツネ) 岡山県
武内狐(タケウチキツネ) 岡山県
玉藻前狐(タマモノマエキツネ) 岡山県
チロンノップカムイ 北海道
天狐(テンコー) 長崎県
伝八狐(デンパチギツネ) 千葉県
トウビョウ狐(トウビョウギツネ) 鳥取県
トーベイキツネ 岡山県
トラババ 鳥取県
人狐(ニンコ) 島根県、岡山県
ネンネコ 山形県
白蔵主(ハクゾウス) 山梨県
伯蔵狐(ハクゾクギツネ) 東京都
初蓮(ハツレン) 愛知県
バロウ狐(バロウギツネ) 新潟県
飛脚狐(ヒキャクギツネ) 秋田県、長野県
白狐(ビャッコ) 長野県
ビリケン狐(ビリケンギツネ) 岡山県
袋被せ(フクロカブセ) 岐阜県
坊主狐(ボウズギツネ) 岡山県
マンコ 岩手県
三毛狐(ミケキツネ) 北海道
ミサマ 山梨県
耳切り(ミミキリ) 静岡県
弥次郎狐(ヤジロウギツネ) 岐阜県
与次郎狐(ヨジロウギツネ) 秋田県
六本狐(ロッポンギツネ) 岡山県

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)
本 『全国妖怪事典』 千葉幹夫 (小学館ライブラリー)


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