火炎婆
かえんばば

 『新説百物語』に記載されている火の妖怪。
 北国の寺の檀家に角山某という人がいました。その人の母はとても強欲な老婆で、あるとき地獄で苦しむ夢を見て以来、病気になってしまいました。そしてある日、「最上寺へ行こう」と言って、西の窓から顔を出して死にました。その夜、最上寺に怪火が出現。火炎の中には、口から火を吹く老婆の顔が見えました。その直後、角山某の母が死んだという報せが寺に届いたそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


もののけが集うホームページ

inserted by FC2 system