臼負い婆
うすおいばばあ

 新潟県の佐渡島に伝わる老婆の妖怪。『怪談藻塩草』に記されています。
 ある侍が、あかえの京という場所で仲間と一緒に釣りをしていると、白い物が海の底から浮かび上がってきました。それは臼を背負って泳ぐ老婆でした。老婆は侍を睨みつけて、また海に潜っていきました。
 これは2、3年に一度だけ海の中から臼を背負って現われる“臼負い婆”と呼ばれるもので、昔からあかえの京での目撃例が多く、とくに心配しなくてもよいとのことでした。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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