大蜘蛛
おおぐも

 『耳袋』、『宿直草』、『狗張子』などに記載されている、巨大な蜘蛛の妖怪。
 『狗張子』には、五条烏丸の大善院に出た大蜘蛛の話があります。昔、覚円という人が大善院に泊まっていると、毛むくじゃらの手が天井から出てきました。覚円がその手を斬ると、次の日の朝、84センチほどの蜘蛛が仏壇の近くで死んでいるのを見つけたそうです。
 また『曾呂利物語』には、老女に化けた大蜘蛛が侍に足を斬られた逸話があります。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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