オキナ

 北海道に伝わる大きな魚の妖怪。
 海が荒れて、鯨が東西へ逃げ出すのは、オキナが現れる前兆だと云われています。オキナはクジラを飲み込むほど大きく、3つの大きな島のような姿をしています。春や夏には南へ移動し、秋になると北海へ戻ってくるのだそうです。
 江戸時代に書かれた『夷諺俗話』『唐太話』『松前志』などの文献によれば、アイヌ人はこの怪魚をアドイコロカムイ、アドシカスマカムイ、チカイタチベ、ヤツインゲと呼ぶそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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