以津真天
いつまで


『今昔画図続百鬼』明 「以津真天」
鳥山石燕
【江戸時代】

 鳥山石燕の『今昔画図続百鬼』(1779)に描かれている鳥の妖怪。
 「広有いつまでいつまでと鳴し怪鳥を射し事太平記に委し」 と記されています。

 『太平記』には、紫宸殿に現われた怪鳥の話があります。
 建武元年(1334年)秋のこと。紫宸殿の上に「いつまでも、いつまでも」と鳴く鳥が出現。隠岐次郎左衛門広有という弓の名人がこれを退治してみると、その鳥は顔が人、体が蛇に似ていて、大きさは一丈六尺(およそ4.8メートル)もあったそうです。

 


参考文献
本鳥山石燕 画図百鬼夜行』 高田衛 監修、稲田篤信 田中直日 編 (国書刊行会)
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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