イッシャ

 鹿児島県の徳之島に伝わる妖怪。
 片足で跳びながら現われる小人のようなもので、小さな蓑を着て、古い傘をさしています。山の中で人を数日間も迷わせたり、人に海水を飲ませるなどの悪戯をすると言われています。
 イッシャは人を見つけると、「お前は誰だ」と訊ねます。もしもイッシャに出遭ったときは、トウモロコシをお尻のあたりで振ってイッシャの真似をすれば、イッシャは自分の仲間だと勘違いして、ときには仕事を手伝ってくれます。イッシャに漁を手伝わせるとたくさんの魚を獲ることができますが、イッシャは魚の片方の目玉を食べるので、獲った魚はすべて片目がないのだそうです。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)
本日本妖怪大事典』 水木しげる 画、村上健司 編著 (角川書店)


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