赤坊主
あかぼうず

 『閑窓自語』にある火の妖怪。
 日野一位資枝卿という人が、自分の子供や家来たちと世間話しながら酒を飲んでいました。夜、なぜか屏風の後ろが明るくなりました。まるで紙燭を持った人が歩いているかのようです。怪しく思った彼らが屏風の後ろを見てみると、真っ赤な法師が炎の中に立っていました。「人がいる」と驚くと、法師は姿を消しました。一位曰く、これは家に良いことがある前兆で、正体は不明だが、赤坊主と名づけている、とのことでした。

 


参考文献
本妖怪事典』 村上健司 (毎日新聞社)


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